こどもたちのえがお blog

子どもたち/体によい食/続発性副腎不全・ネフローゼ症候群

【はじめてごはん/副腎不全/自宅安静73日目】

時計が今日になった頃
頭が痛くて
体も痛くて
気持ち悪い。

横になってるのが辛く
ベッド横に座り込み
我慢できなくなって
トイレに駆け込んだ。

偏頭痛かと思っていたけど
違うみたい。
体の重さがいつもとぜんぜん違っていた。

トイレに行くまでに
ふらついてしまったようで
腕をドアノブにぶつけたり
階段から落ちそうになって
ようやくふらついていることに気づいた。

嘔吐して頭痛がひどくなり
アイスノンを持って部屋に戻った。
横にはなれそうになく
ベッドにもたれた。
息がしにくくて
浅い呼吸にしんどくなって
少しずつ深い呼吸へ。
落ち着いてよかった。

また気持ち悪い。
トイレへ。
ふらついて転ばないようにしながら
階段を降りた。
口をすすいで
温かい麦茶を少し持って
部屋に。
一口飲んだ麦茶に感覚を蘇らせ
ベッドにもたれていた体も
横になりたいと言うから
お布団に入ると
体の節々が固まったように動きずらくて
いつの間にか眠っていた。

外が明るくなり
息子のお弁当を作り
水筒に冷たい麦茶を用意し
また部屋で休んだ。
見送りも出来なくて
立っているのがしんどかった。

何も食べず
14時過ぎに起きて
きしめんを茹でてくれていたので
食べた。
朝と昼の薬を合わせて内服した。

頭はまだ重い
体は夜中よりかなり良くなっていた。
ふらつきもない。

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息子が戻り
進路の話をしにきた。
子どもと顔を見て話すことは
最高のエネルギー。
息子の存在にいつも感謝している。

独身だった私に
「子どもは出来ない」
と言ったドクターがいた。
ここにも何度も書いているが
子どもは大好き!
産めるなら野球チームができる人数
と決めていた。
この言葉は私をどん底に落とした。
学生時代からの生理不順
ひどい時は半年なかった。
生理痛は会社になど行けたもんじゃなかった。
なので
どん底ではあったけど
どこかでそうなのかと納得していたのだ。

交際した相手にも伝えていたが
いざ結婚となるとどうなのだろうかと
思い始めていた。
結婚の話が出始めて相手は
「二人でもいいやん」
と言った。
交際期間が長かったから
何となくわかっていた。
けれど、嬉しかった。

息子は結婚してから
5ヶ月目にお腹に宿ってくれたのだ。
妊娠検査薬で判明した時
トイレの中で大号泣した。
人生でとびきり嬉しい出来事になった。

その後、体に期待しつつも
息子を育ててきた。

息子がそばで成長する姿を見れる
こんなに私を勇気ずけてくれ
生きる希望を与えてくれて
感謝という言葉ではたりないが
子育ての大変さなんて
へのかっぱである。

いつまで一緒に過ごせるのか
そんなことを思うとさみしくなるから
一緒にいる時間を
今しかないんだと息子にも伝えて
大笑いして
今を生きて欲しいと思う。

かーちゃんは
しんどい時もあるけれど
かーちゃんは
幸せです。